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地球温暖化に関わる北極エアロゾルの動態解明と放射影響評価(令和 4年度)
A study for aerosol in north pole regions and for the assessment of radiation related to the global warming

予算区分
2-2003
研究課題コード
2022BA002
開始/終了年度
2020~2022年
キーワード(日本語)
黒色炭素,エアロゾル
キーワード(英語)
Black Carbon,aerosol

研究概要

北極とそれを含むグローバルな温暖化に関わるBC および他のエアロゾル全体の動態とその直接・間接放射効果(放射強制力)を、北極に重点をおきながらグローバルに評価する。これらの観測・数値モデル研究を論文化することにより、IPCC レポートや北極評議会によるアセスメントレポートに貢献することを目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

BC 測定器COSMOS の北極観測ネットワークにより、北極内でのBC の時空間変動を明らかにするとともに、既存の北極BC 観測の精度を評価する。ニーオルスンにおいて固体エアロゾルの観測を実施し、その動態と雲微物理量との関係を評価する。エアロゾルの大発生源であるアジア(福江島観測所など)においても継続的なエアロゾル観測を実施し、動態を明らかにする。

今年度の研究概要

エアロゾルの大発生源であるアジア(福江島観測所など)において、継続的なエアロゾル観測を実施する。fAODについても解析を進める。

外部との連携

東京大学(小池真准教授代表)、気象研、極地研、名古屋大、千葉大

課題代表者

高見 昭憲

  • 地域環境保全領域
  • 領域長
  • 博士(D.Phil)
  • 化学,化学工学
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