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日本の長時間労働の是正を通じた持続可能性と平等性に関する研究(令和 4年度)
Study on Sustainability and Equality through the Improvement of Working Hours in Japan

予算区分
基盤B
研究課題コード
2222CD005
開始/終了年度
2022~2022年
キーワード(日本語)
労働時間,産業連関分析
キーワード(英語)
working hours,input-output analysis

研究概要


地球温暖化だけでなく、少子高齢化に伴う労働力の確保や様々な格差の是正などの社会・経済的な課題は、日本の働き方を改善する必要性と強く結びついている。例えば、働き方改革を通じて是正が希求されている長時間労働は、雇用者を身体・精神疾患のリスクに曝すだけでなく、労働生産性も下げることが明らかになっている。また、労働時間の増加は業務由来のエネルギー消費量を増加させる。国内の温室効果ガスの大半は経済活動に要するエネルギー由来であり、その削減は非常に重要である。したがって本研究では、長時間労働の是正を通して国際環境問題の解決や人々のワーク・ライフバランスの改善を同時に実現するために不可欠な方策を検討する。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

地球温暖化だけでなく、少子高齢化に伴う労働力の確保や様々な格差の是正などの社会・経済的な課題は、日本の働き方を改善する必要性と強く結びついている。例えば、働き方改革を通じて是正が希求されている長時間労働は、雇用者を身体・精神疾患のリスクに曝すだけでなく、労働生産性も下げることが明らかになっている。また、労働時間の増加は業務由来のエネルギー消費量を増加させる。国内の温室効果ガスの大半は経済活動に要するエネルギー由来であり、その削減は非常に重要である。したがって本研究では、長時間労働の是正を通して国際環境問題の解決や人々のワーク・ライフバランスの改善を同時に実現するために不可欠な方策を検討する。

今年度の研究概要

労働時間を産業連関モデルに組み込む設計を行い,温室効果ガス排出量の変化と連動させる手法論を開発する。

外部との連携

長崎大学,九州大学,東洋大学

関連する研究課題

課題代表者

南齋 規介

  • 資源循環領域
  • 領域長
  • 博士(エネルギー科学)
  • システム工学,化学工学
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