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令和4年度鳥類の被害防止に係る農薬登録基準設定に関する文献等調査業務(令和 4年度)
Literature survey for setting the registration standard of pesticide to prevent harm to avian species

研究課題コード
2222BY005
開始/終了年度
2022~2022年
キーワード(日本語)
農薬,鳥類,リスク評価
キーワード(英語)
pesticide,avian species,risk assessment

研究概要

農薬取締法に基づき環境大臣が定める鳥類の被害防止に係る農薬登録基準については、令和2年4月1日以降に新たに登録申請された農薬について個別に基準値(以下「鳥類基準値」という。)を設定することとされている。さらに、再評価の対象となっている農薬についても、新たに鳥類基準値を設定する必要がある。鳥類基準値の設定を行うに当たっては、鳥類に対する農薬の毒性をより実態に則したものとして評価するため、申請者から提出される鳥類の毒性試験成績(毒性データ)の他に、公表されている文献や研究報告書における毒性データを収集し、信頼性のあるデータは評価に活用することとしている。本業務では、国内外の文献及びデータベースから鳥類の毒性データを収集・整理して信頼性評価を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

(1)鳥類の毒性データの収集等
(2)鳥類検討会用の評価書案等の作成/申請者への確認事項の整理
(3)鳥類検討会における評価書案を補足する資料の作成
(4)鳥類検討会等への出席等

今年度の研究概要

(1)鳥類検討会で審議対象となる農薬について評価書、および文献検索データベースを用いて毒性情報を収集し、一覧表にまとめ、さらに農薬取締法テストガイドライン、「鳥類の被害防止に係る農薬の評価ガイダンス」との整合性を吟味しつつ詳細な信頼性評価を実施する。
(2)鳥類検討会での審議に用いる農薬について評価書案を作成する。
(3)必要に応じて、評価書案を補足する資料を作成する。
(4)環境省が別途実施する農薬登録基準の設定に係る検討会及び中央環境審議会土壌農薬部会農薬小委員会に出席する。

関連する研究課題
  • : 環境リスク・健康分野(イ政策対応研究)

課題代表者

大野 浩一

  • 環境リスク・健康領域
    環境リスク科学研究推進室
  • 室長(研究)
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担当者

  • 川嶋 貴治環境リスク・健康領域
  • 杉浦 智子
  • 長尾 明子
  • 兵頭 栄子