- 予算区分
- 文部科学省次世代計算基盤に係る調査研究(システム調査研究)
- 研究課題コード
- 2324ZZ001
- 開始/終了年度
- 2023~2024年
- キーワード(日本語)
- 次世代計算基盤,シミュレーションモデル,コンピュータアーキテクチャ
- キーワード(英語)
- Next-Generation Computing infrastructure,Simulation model,Computer Architecture
研究概要
ポスト「富岳」時代の次世代計算基盤について、我が国として独自に開発・維持するべき技術を特定しつつ、要素技術の研究開発等を実施し、具体的な性能・機能等に ついての検討を行うことを目的とする。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
世界最高の電力当たり性能を実現している国産アクセラレータ技術、AI応用技術を活用し、従来分野の計算性能とAI利用の両方において高い実行効率を実現できるシステム構築を目指す。
・神戸大学・PFNが開発するMN-Core Xとそれに適合したCPUによる省電力化、効率改善
・ソフトウェア制御による実行効率の高度化、高効率コードの自動生成の実現
・商用を含めたアプリ性能の調査
今年度の研究概要
昨年度に引き続き、国立環境研究所は分担機関として、気象・気候シミュレーションについて想定するアプリケーションを定め、検討対象となる国産アクセラレータMN-Core上での高効率な計算実行を実現するために必要な機能・性能を検討する。
外部との連携
国立大学法人神戸大学を代表機関 として、参画機関である株式会社 Preferred Networks、国立大学法人 東京大学、大 学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所、国立研究開発法人 海洋研究開発機構、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学、学校法人順天堂、 国立大学法人 広島大学、学校法人東洋大学、国立研究開発法人 国立環境研究所、独 立行政法人国立高等専門学校機構 松江工業高等専門学校、公立大学法人 会津大学と 連携し、研究開発を推進する。
- 関連する研究課題
課題代表者
八代 尚
- 地球システム領域
衛星観測研究室 - 主任研究員