生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナーの開催について(お知らせ)
(環境省記者クラブ、筑波研究学園都市記者会同時配付)
平成28年1月25日(月) 環境省総合環境政策局環境保健部 企画課化学物質審査室 室長 福島 健彦 補佐 高橋 亮介 担当 笹原 圭 国立研究開発法人 国立環境研究所 環境リスク研究センター センター長 鈴木 規之 担当 蓮沼 和夫 |
環境省と国立環境研究所は、平成28年2月26日(金)(大阪)及び2月29日(月)(東京)に「生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナー」を開催します。 環境省と国立環境研究所では、毎年度、化学物質審査規制法の施行状況や生態毒性試験法等に関するセミナーを開催してきました。本年度は、国内外の化学物質審査規制に係る最新動向、生態毒性試験に関する技術的事項等について、行政担当者及び研究者等が説明します。 多数の皆様の御参加をお待ちしています。 |
1.開催の趣旨
国立環境研究所では、平成15年度から毎年度「生態毒性試験法セミナー」を開催し、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(以下「化審法」という。)に基づく生態毒性試験に関する技術的事項の発信等を行ってきました。平成18年度からは環境省との共催として講演内容を拡充し、国内外の化学物質審査規制も内容に加えた「生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナー」として開催しています。本年度は国内外の化学物質審査規制に係る最新動向及び生態毒性試験に関する技術的事項等について、東京と大阪の2か所で開催することとします。
2.セミナーの概要
セミナーは以下の3部構成となっています。
第1部(化学物質審査規制に関する動向)
化学物質の製造・輸入・使用に携わる事業者や国民等、幅広い皆様を対象に、国内外の化学物質審査規制に係る最新動向について説明します。
第2部(生態毒性試験等に関する事項)
主に化審法に基づく届出を行う事業者や生態毒性試験実施機関を対象とした、生態毒性試験に関する技術的な事項に関する講演を行います。
第3部(その他の事項)
環境研究に興味を持たれる幅広い皆様を対象に、国立環境研究所で取り組んでいる環境研究総合推進費に係る研究の概要を御報告します。
3.開催の概要
<大阪会場>
日時:平成28年2月26日(金)13:30~17:10(入場受付は13:00開始)
場所:新梅田研修センター 新館3階 303ホール
http://www.temmacenter.com/shin_umeda/access/
定員:180名
参加費:無料
<東京会場>
日時:平成28年2月29日(月)13:30~17:10(入場受付は13:00開始)
場所:イイノホール&カンファレンスセンター Room A
https://www.iino.co.jp/hall/access/
定員:200名
参加費:無料
申込:次のいずれかの方法によります。
https://project.nies.go.jp/events/risk/kashin2015/にアクセスし、ウェブサイト上から参加申込みフォームに必要事項を入力し、送信します。
①による申込みができない場合は、『氏名、ふりがな、所属、電話番号、メールアドレス、参加希望会場(東京又は大阪)』を明記の上、件名を『セミナー参加申込』として、
kashinho-seminar2015@nies.go.jpに送信してください。
ただし、締切前に定員に達したときは、以後の申込を受け付けないことがあります。
主催:環境省及び国立研究開発法人国立環境研究所(協力 日本環境毒性学会)
事務局:国立研究開発法人国立環境研究所環境リスク研究センター
担当 清水、蓮沼(電話:029-850-2750・2882、FAX:029-850-2920)
4.プログラム(予定)
時間 | 内容 | 講演者等 |
---|---|---|
13:00〜 | 受付 | |
13:30〜13:35 | 開会挨拶 | 環境省 |
【第1部】 化学物質審査規制に関する動向 | ||
13:35〜14:35 | 化審法の施行状況について | 環境省総合環境政策局環境保健部企画課 化学物質審査室 |
14:35〜15:20 | 化学物質規制の最新国際動向 | 宮地繁樹 合同会社ハトケミジャパン |
15:20〜15:35 | 休憩 | |
【第2部】 生態毒性試験等に関する事項 | ||
15:35~16:05 | OECDテストガイドライン改訂の動向について | 鑪迫典久 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク研究センター |
16:05~16:35 | 生態毒性試験実施に当たっての留意点について | 菅谷芳雄 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク研究センター |
【第3部】 その他の事項 | ||
16:35~17:05 | 東京:活性特異的濃縮基材と精密質量数による内分泌かく乱化学物質のスクリーニング法開発(5-1552)
大阪:化学物質による生態影響の新たな評価体系に関する研究(5-1556) |
東京:中島大介 大阪:鑪迫典久 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク研究センター |
17:05~17:10 | 閉会挨拶 | 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク研究センター |
*各講演には質疑応答が含まれます。
*プログラムの内容及び講演者は予告なく変更になることがあります。ご了承ください。