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2019年3月20日

地域環境研究センター

地域環境研究センターは、身近な都市領域からアジアなど広い領域までを“地域”と捉え、多様な視点から環境研究を進めています。
呼吸をし、水を飲み、海や陸からの自然の恵みを享受し、その上で社会生活を営む人間の、
基本的な環境場である「大気・水・土壌」をより良い状態に改善し保全する研究をしています。

研究成果等

[その他の誌上発表]
「渚の自然環境をめぐる諸問題III~自然環境保全委員会企画自由集会」報告|メーリングリストを利用した諫早湾問題に関するアンケート:実施の経緯と概略
発表者:松政正俊, 高橋徹, 金谷弦, 木村妙子, 折田亮, 佐藤慎一
掲載誌:日本ベントス学会誌, 73, 131-132 (2019)

[その他の誌上発表]
「渚の自然環境をめぐる諸問題III~自然環境保全委員会企画自由集会」報告渚の自然環境をめぐる諸問題III~自然環境保全委員会企画自由集会:諫早湾閉め切りから20年、有明海の現状と未来を考える
発表者:佐藤慎一, 木村妙子, 金谷弦, 松政正俊
掲載誌:日本ベントス学会誌, 73, 119-120 (2019)

[査読付き 原著論文]
福島県いわき市鮫川干潟における大型底生動物の多様性-東日本大震災後の状況と復旧工事による影響-
発表者:金谷弦, 多留聖典, 柚原剛, 海上智央, 三浦収, 中井静子, 伊藤萌, 鈴木孝男
掲載誌:日本ベントス学会誌, 73, 84-101 (2019)

[査読付き 原著論文]
Draft genome sequence of a novel lactate-fermenting bacterial strain of the family Sporomusaceae within the class Negativicutes
発表者:Aoyagi T., Kashiwabara Y., Kurasawa H., Amachi S., Nakajima N., Hori T., Yamamura S.(山村茂樹)
掲載誌:Microbiology Resource Announcements, 8 (10), e01735-18 (2019)

[その他の誌上発表]
2.干潟生態系. 環境省自然環境局生物多様性センター著, モニタリングサイト1000沿岸域調査(磯・干潟・アマモ場・藻場)
発表者:鈴木孝男, 木村妙子, 古賀庸憲, 多留聖典, 浜口昌巳, 逸見泰久, 金谷弦, 岸本和雄, 仲岡雅裕
掲載誌:2008-2016年度とりまとめ報告書, 環境省自然環境局生物多様性センター, 59-136 (2019)

発表者:Tang K., Huang Z., Haung J., Maki T., Zhang S., Shimizu A.(清水厚), Ma X., Shi J., Bi J., Zhou T., Wang G.
掲載誌:Atmospheric Chemistry and Physics, 18, 7131-7148 (2018)

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センター長挨拶


高見センター長


地域環境研究センター(地域C)は、身近な都市領域からアジアなど広い領域までを“地域”と捉え、多様な視点から環境研究を進めています。

地域Cが対象としている「大気・水・土壌」は、人間も含めた生物が生存するための基本的な環境場です。私たち人間は、呼吸をし、水を飲み、海や陸からの自然の恵みを享受し、その上で社会生活を営んでいます。地域Cでは基本的な環境場である「大気・水・土壌」をより良い状態に改善し保全する研究をしています。

地域Cは大気系2研究室、水・土壌系5研究室から構成されており、大気、海洋、河川・湖沼、土壌、陸域、環境技術など幅広い分野をカバーしています。
しかし最近では、国内の大気汚染に加え、アジアスケールでの越境大気汚染がもたらす大気汚染とその健康影響や、PM2.5に含まれる黒色炭素がもたらす気候変動への影響という、より広い視点での研究も重要になっています。

このような複合的かつ広域の問題に対応するため、地域Cでは国立環境研究所の各センターや国内外の研究機関・関係各所と協力し、環境問題のメカニズムを科学的に明らかする研究に取り組み、より良い環境を創造するため具体的な解決策を提案できるよう研究を進めています。

私の大学時代の恩師が「基礎こそ応用」ということを言われていました。 逆説的言い回しですが、「応用問題の解決には表面的な改良ではなく本質的な理解が重要である」ということだと理解しています。

環境問題の具体的な解決策を目指しつつも、基礎的な研究も大事にして研究をしてゆきたいと思います。