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2019年4月26日

地域環境研究センター

地域環境研究センターは、身近な都市領域からアジアなど広い領域までを“地域”と捉え、多様な視点から環境研究を進めています。
呼吸をし、水を飲み、海や陸からの自然の恵みを享受し、その上で社会生活を営む人間の、
基本的な環境場である「大気・水・土壌」をより良い状態に改善し保全する研究をしています。

新着情報

研究成果等

発表者:Kajino M., Deushi M., Sekiyama T.T., Oshima N., Yumimoto K., Tanaka T.Y., Ching J., Hashimoto A., Yamamoto T., Ikegami M., Kamada A., Miyashita M., Inomata Y., Shima S., Takami A.(高見昭憲), Shimizu A.(清水厚), Hatakeyama S., Sadanaga Y., Irie H., Adachi K., Zaizen Y., Igarashi Y., Ueda H., Maki T., Mikami M.
掲載誌:Journal of the Meteorological Society of Japan. Ser. II, 97 (2), 337-374 (2019)

[査読付き 原著論文]
Impact of field biomass burning on local pollution and long-range transport of PM2.5 in Northeast Asia
発表者:Uranishi K., Ikemori F., Shimadera H., Kondo A., Sugata S.(菅田誠治)
掲載誌:Environmental Pollution, 244, 414-422 (2019)

[査読付き 原著論文]
日本国内大規模固定発生源の業種別・施設種別・燃料種別大気汚染物質排出インベントリの構築
発表者:茶谷聡, CheewaphongphanPenwadee, 小林伸治, 田邊潔, 山地一代, 高見昭憲
掲載誌:大気環境学会誌, 54 (2), 62-74 (2019)

[査読付き 原著論文]
名古屋の湾岸部における光学的黒色炭素の起源 —海風時の解析—
発表者:長田和雄, 山神真紀子, 久恒邦裕, 池盛文数, 茶谷聡
掲載誌:大気環境学会誌, 54 (2), 55-61 (2019)

発表者:Cheewaphongphan P.(Cheewaphongphan Penwadee), Chatani S.(茶谷聡), Saigusa N.
掲載誌:Sustainability, 11 (7), 2054 (2019)

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センター長挨拶


高見センター長


地域環境研究センター(地域C)は、身近な都市領域からアジアなど広い領域までを“地域”と捉え、多様な視点から環境研究を進めています。

地域Cが対象としている「大気・水・土壌」は、人間も含めた生物が生存するための基本的な環境場です。私たち人間は、呼吸をし、水を飲み、海や陸からの自然の恵みを享受し、その上で社会生活を営んでいます。地域Cでは基本的な環境場である「大気・水・土壌」をより良い状態に改善し保全する研究をしています。

地域Cは大気系2研究室、水・土壌系5研究室から構成されており、大気、海洋、河川・湖沼、土壌、陸域、環境技術など幅広い分野をカバーしています。
しかし最近では、国内の大気汚染に加え、アジアスケールでの越境大気汚染がもたらす大気汚染とその健康影響や、PM2.5に含まれる黒色炭素がもたらす気候変動への影響という、より広い視点での研究も重要になっています。

このような複合的かつ広域の問題に対応するため、地域Cでは国立環境研究所の各センターや国内外の研究機関・関係各所と協力し、環境問題のメカニズムを科学的に明らかする研究に取り組み、より良い環境を創造するため具体的な解決策を提案できるよう研究を進めています。

私の大学時代の恩師が「基礎こそ応用」ということを言われていました。 逆説的言い回しですが、「応用問題の解決には表面的な改良ではなく本質的な理解が重要である」ということだと理解しています。

環境問題の具体的な解決策を目指しつつも、基礎的な研究も大事にして研究をしてゆきたいと思います。