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1999年6月8日

21世紀における環境研究の展望−環境庁国立環境研究所公開シンポジウム'99−

国立環境研究所研究報告 R-147-'99

表紙
R-147-'99 [8.5MB]

 国立環境研究所が,前身の国立公害研究所として設立されてから,今年でちょうど25年(四半世紀)が経過した。時代は21世紀を間近に控え,将来にわたる持続的発展のため,循環と共生を基調とする社会の構築が強く求められている中,環境研究は,その実現に向けて,科学的知見,技術的基盤を提供すべく大きな役割を担っている。一方,研究所を取り巻く環境も,独立行政法人化の流れの中で,大きな転換期を迎えようとしている。社会ニーズに対応した研究や,創造的,先進的な研究等を推進し,目に見える研究成果を国内外に広く普及していくことが強く期待されている。

 このような状況の中,広く国民を対象に,ホットな研究成果をアピールする機会として,「21世紀における環境研究のテーマの展望」をテーマに「公開シンポジウム」を東京で開催した。参加者は昨年を大幅に上回ったように,国民の環境問題への関心の高さがうかがえた。本報告書は,そのシンポジウムの要旨集という位置づけであり,3テーマ6名の口頭発表及び20件のポスター発表の概要が収録されているほか,全研究スタッフの氏名,主要研究課題及び電話番号・E-mailアドレスを掲載している。

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