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21世紀の炭素管理に向けたアジア陸域生態系の統合的炭素収支研究(平成 18年度)
The interaction with the various process in soil carbon budget and its space-time variation.

予算区分
BA 環境-地球推進
研究課題コード
0206BA591
開始/終了年度
2002~2006年
キーワード(日本語)
陸域生態系,土壌呼吸,炭素収支,根,土壌微生物
キーワード(英語)
TERRESTRIAL ECOSYSTEM, SOIL RESPIRATION, CARBON BUDGET, ROOT, SOILMICROORGANISM

研究概要

陸域生態系においてCO2放出源として大きな役割を担う土壌におけるCO2放出プロセスを定量的に解明するとともに、極めて変異性に富む土壌環境の評価手法を開発する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

地球環境研究センターが独自に開発した土壌呼吸測定用チャンバーシステムを用いて、森林土壌のCO2放出源の分離(根と微生物)を行うとともに、土壌環境の変異性の影響を解析するために同一森林帯での地点差、気候帯や土壌組成の異なる森林土壌からのCO2放出を観測・評価する。

今年度の研究概要

土壌呼吸測定用チャンバーシステムと可搬式土壌呼吸測定システムを併用して、森林土壌からのCO2放出の時間的、空間的変異を検討する。特に、わが国富士北麓や中国東北地方のカラマツ林やマレーシアのパソの熱帯林での調査を踏まえて、土壌炭素収支の時空間変動を解析し、森林炭素収支の定量的評価の基礎データとして提供する。

備考

課題代表者:及川武久(筑波大学)

関連する研究課題
  • 0 : 地球環境研究センターにおける研究活動

課題代表者

藤沼 康実

担当者