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2014年8月29日

国立環境研究所公開シンポジウム 2014
「低炭素社会に向けて-温室効果ガス削減の取り組みと私たちの未来-」開催報告

【行事報告】

国立環境研究所セミナー委員会

東京会場
奈良会場

 国立環境研究所では、毎年6月の環境月間に合わせて公開シンポジウムを開催しています。本年は、6月13日(金)メルパルクホール(東京都港区)にて、また6月27日(金)には奈良県新公会堂(奈良市)において、公開シンポジウム2014「低炭素社会に向けて-温室効果ガス削減の取り組みと私たちの未来-」を開催しました。東京会場では690名、奈良会場では411名の方々にそれぞれお越しいただきました。特に今回は東京会場、奈良会場とも多くの高校生に参加いただきました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。東京会場においては、牧原秀樹環境大臣政務官も参加され、ご祝辞をいただきました。

 今回のシンポジウムでは、国立環境研究所が行っている地球温暖化問題に関する調査・研究を通じて得られた経験や知見を来場者の方々にご報告しました。

 おかげさまで講演会、ポスターセッションとも活発で有意義な意見交換を行うことができました。皆様からいただいた貴重なご意見は、今後の研究活動に大いに役立ててまいりたいと思っております。

講演の部

 当研究所の調査・研究の進捗状況や得られた成果を中心に、以下の5件の講演を行いました。

  • 1.「大気中温室効果ガスの今-止まらない濃度上昇-」
    町田敏暢(地球環境研究センター)
  • 2.「なぜ低炭素社会が必要か-気候変動リスク管理の視点から-」
    江守正多(地球環境研究センター)
  • 3.「気候変動に関する国際交渉-2015年に新しい国際制度はできあがるか-」
    亀山康子(社会環境システム研究センター)
  • 4.「グローバルからアジア,日本の温室効果ガス削減策」
    増井利彦(社会環境システム研究センター)
  • 5.「地域活力を高める『環境都市』をめざして」
    藤田壮(社会環境シムテム研究センター)

ポスターセッション

ポスターセッションの様子

 講演の前後にポスターセッションの時間を設けました。当研究所が取り組んでいる地球温暖化問題に関する調査・研究を始め、その他の環境研究の最新の成果を21枚のパネルで展示し、研究担当者がご参加の皆様にご説明しました。

○講演やポスターセッションの発表資料やビデオ映像については、当研究所のホームページにおいて公開していますので是非ご活用ください。

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