2019年2月28日
木漏れ日便り
まだまだ寒い2月でも、早春の花が季節の歩みを知らせてくれます。足元の日溜まりではオオイヌノフグリ(写真1)やヒメオドリコソウ(写真2)、ホトケノザ(写真3)などの小さな花が咲いています。
![オオイヌノフグリの写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-1.jpg)
![ヒメオドリコソウの写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-2.jpg)
![ホトケノザの写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-3.jpg)
植栽の梅(写真4)は、早いものは1月中から咲き始めます。梅にはよくメジロがやってきます(写真5)。花の蜜が目当てで、枝から枝へと飛び移って食事をしています(写真6)。
![梅の写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-4.jpg)
![メジロの写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-5.jpg)
![メジロの食事の写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-6.jpg)
桜というとソメイヨシノが思い浮かびますが、構内にはほかにもいろいろな品種が植えられています。早いものではソメイヨシノよりも1ケ月近く早く、3月初旬から咲き始めます(写真7)。そこにやってくるヒヨドリは、やはり花の蜜が目当てです(写真8)。食事中の顔をよく見ると、くちばしの付け根のあたりに黄色い花粉をつけています(写真9)。
![桜の写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-7.jpg)
![ヒヨドリの写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-8.jpg)
![くちばしに黄色い花粉の写真](/kanko/news/37/37-6/37-6-14-9..jpg)
最後に私事で恐縮ですが、この欄を担当していた竹中は定年退職のため、今回が最後の掲載となります。しろうと写真を並べた不定期掲載の埋め草記事でしたが、身近な自然に目を向けるきっかけにしていただけたなら幸いです。これまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
(竹中明夫)
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