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 受賞者氏名:上田佳代、新田裕史
 受賞年月日:2011年3月25日
 賞の名称:平成22年度最優秀論文 (日本衛生学会)
 受賞対象:The effects of weather, air pollutants, and Asian dust on hospitalization for asthma in Fukuoka (Environ. Health Prev. Med.,
15(6), 350-357, 2010)

 受賞者からひとこと:
 本論文は、気象、大気汚染物質、黄砂が小児の喘息増悪(入院)に与える影響について、福岡の医療機関のデータと環境データを用いて検討した研究の結果をまとめたものです。大気汚染物質濃度、黄砂曝露、1日の気温の変化の大きさが、喘息による入院リスクに影響を与えること、またその影響は2~3日後にみられることを見いだしました。共著者である小田嶋博氏(国立病院機構福岡病院)および関係者の皆様に深く感謝するとともに、日本における環境疫学のエビデンスを積み重ねていけるよう、一層研究を進めていきたいと思います。

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