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受賞者氏名:小林拓朗
受賞年月日:2013年6月10日
賞の名称:平成24年度建設工学研究奨励賞(一般財団法人建設工学研究振興会)
受賞対象:微細藻類を充填したフォトバイオリアクターによるバイオガス中の二酸化炭素固定能の評価
受賞者からひとこと:
本賞は科学研究費補助金「フォトリアクターを利用したCO2・H2Sフリーのバイオメタン精製プロセスの開発」に関連して実施している研究活動に対する表彰であります。本研究は、有機性廃棄物の発酵資源化における残渣の処理プロセスに創エネルギーの機能を持たせることを意図した技術開発に関する研究です。有機性廃棄物の発酵ガス燃料化(メタン、水素)において派生する二酸化炭素や硫化水素といった環境負荷ガスを、微細藻類を充填したフォトバイオリアクターを組み込んだプロセスを通過させることで吸収・固定し、燃料ガスの品質向上と液体燃料生産を行うと同時に、溶媒には発酵脱離液を用いて、窒素・リン等栄養塩の除去を同時に達成します。今回、溶媒を流下させるガス吸収塔とガスを吸収した溶媒を藻類によって再生・循環するシステムを構築し、バイオガス中の二酸化炭素と発酵脱離液中の窒素を99%除去できる性能を実証しました。今回の受賞を励みにして、微力ながら本研究のさらなる発展に尽力していきたいと考えております。

受賞者氏名:水谷千亜紀
受賞年月日:2013年6月29日
賞の名称:2013年度地理空間学会奨励賞(地理空間学会)
受賞対象:
Construction of an analytical framework for polygon-based land use transition analyses (Computers, Environment and Urban Systems, 36(3), 270-280, 2012)
Quantitative versus qualitative geospatial data in spatial modelling and decision making (Journal of Geographic Information System,4(3), 237-241, 2012)
Analytical framework for polygon-based land use change (SIGSPATIAL Special 3(3), 15-20, 2011)
受賞者からひとこと:
この度、上記3本の論文に対して、地理空間学会奨励賞を頂きました。この研究は、博士論文の内容であり、土地利用の遷移過程を分析する際、用途だけではなく、土地利用の形状にも着目した分析手法を提案しました。これにより市街地の発展段階と形状の関係性を示唆しました。今回の受賞を励みに、より一層土地利用の遷移過程に対する理解を深め、地域環境研究に取り組んで参りたいと思います。

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